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チョコの知恵袋(青森ねぶた)

2008年08月01日



チョコ:青森ねぶた祭りって知ってる?



ミ ミ:東北三大祭りの一つで、写真のように大きな武者人形(むしゃにんぎょう)の山車(だし)がねり歩き、踊り手が「ラッセラー」というかけ声で跳ね回るのよね。観光客も多いんでしょう?



チョコ:今年は地震があった影響で、例年より少ないかも。今日が前夜祭で、8月7日まで行なわれるんだけど、宿泊予約にも余裕があるみたい。ところで、なぜ「ねぶた」というか知ってる?



ミ ミ:私は東北人じゃないので、分かるはずないでしょう!



チョコ:失礼しました!実は、エバーホームには東北人がいるので、その人から聞いた話なんだけど、「ねぶた」には、次のような悲しい物語があるんだ。



ミ ミ:どういう話しなの?



チョコ:かつて東北には、住民を組織し、5万人の朝廷軍を北上川(岩手・宮城)で全滅させ、田子の浦(静岡)まで攻め込んだ王様がいたんだ。しかし、その後、中国大陸からの援助で武器を大量に補給された朝廷軍と12年にわたって戦ったものの、最後には制圧され、一族は滅んでしまうんだ。王様は大阪まで連行されて、斬首(ざんしゅ)、さらし首にされたうえ、東北に残った妻子や残党は、大きな穴を掘らされて、ことごとく生き埋めにされたんだ。そして、生き埋めした上に、さらに土をかけ、その土を、降伏して奴隷になった住民らに踏みつけさせたんだけど、それが今の「ねぶた」の起こりであるとされるんだ。



ミ ミ:それじゃ分からないわ!どうして「ねぶた」という言葉になったの?



チョコ:「根(ね)」の国へ追いやるための、土かぶせの「蓋(ふた)」ということで、「根蓋」(ねぶた)となったんだ。武者(むしゃ)の山車(だし)をかつぎ、踏んづける格好をする踊りは、その時の様子を表現しているとされているんだ。



【注】「根の国(ねのくに)」とは、日本書紀に出てくる言葉で、「黄泉(よみ)の国」、つまり、「死者の国」を意味します。当時の人は、「根の国」は土の下(地下)にあると考えていたようです。



ミ ミ:そういうことなのね。やっと分かったわ。



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