2008年08月11日
チョコ:少し前だけど、NHKに「茶師」の前田文男さんが出演してたよね?
ミ ミ:すごい人なの?
チョコ:うん。利き茶の最高位10段を、日本で初めて獲得した人なんだ。
ミ ミ:へーっ!でも、「茶師」って、どういう仕事をするの?
チョコ:お茶の葉の特徴を見抜き、それをブレンドすることで、最高の味を引き出す職人さんなんだ。お茶は普通、一種類の葉だけで作られるわけじゃないんだ。
ミ ミ:知らなかったわ。
チョコ:茶市場で、前田さんが目をとめた一つのお茶。さわやかな香りを持つが、葉の形が悪く、みんなに敬遠されていた。でも、前田さんは迷わず買うことを決めた。「お茶自体の性格はいい。いいお茶になる。」と。手をかけ、みがきぬいた時にどれだけ伸びるか。前田さんはそれを見ているんだ。
ミ ミ:かっこいい!
チョコ:手塩(てしお)にかけてみがいた茶葉をブレンドする。「相手を引き立たせるようなブレンドが理想だ。一つですべてを備えた完全無欠なお茶などない」と、前田さんは言う。
ミ ミ:深いわね。
チョコ:そこで、本題!前回は木材の強さのことを話したけど、鉄とコンクリートの組み合わせも、理想のブレンドなんだ。
ミ ミ:どうして?
チョコ:鉄とコンクリートを比べると、コンクリートは圧縮する力には強いんだけど、引っ張る力にはそれほど強くない。だから、引っ張りに強い鉄(鉄筋)を組み合わせるんだ。
ミ ミ:なるほど。
チョコ:逆に、鉄の欠点は酸化すること(サビ)なんだけど、コンクリート自体はアルカリ性なので、鉄筋をコンクリートですっぽりおおうことで、サビを防ぐというわけなんだ。
ミ ミ:お互いの欠点を補う…。まるで私たちみたいね!
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